カテゴリ: 用語集
作成日:2020年02月13日(木)
想いが込められた遺品等、魂が宿る品物に礼を尽くし、浄火によって天界へ還すという行為の事を指します。
日本では古代から、神仏化した品物や擬人化した品物等を丁寧に扱う風習があり、仏壇や神棚、人形等を粗末にしてはならないと伝えられてきたのです。
お焚き上げの儀式は、従来、寺院や神社に依頼するのが一般的ですが、今では環境問題への配慮から境内での焼納、いわゆる野焼きを控える神社や寺院も増えているので、遺族がお焚き上げを望む場合、実施が可能な施設やお寺を探して望むように対応する事が重要なのです。